2024年3月17日日曜日

非暴力と安全のための誓約書

 

以前、X(旧:twitter)で

次回の佐賀空港オスプレイ基地阻止行動は2024/03/20 13:50集合です。

座り込み初参加の方の方は「非暴力と安全の誓約」への署名をお願いします。

投稿していたのに、非暴力と安全のための誓約について当ブログで共有されていなかったため、改めて共有します。

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非暴力と安全のための誓約書



私は、「九条実施アクション・佐賀」(注)の行動に参加するに際し、次のことを誓約します。


1 私は、誰に対しても身体的暴力を行使したり、暴言を発することを致しません。

2 私は、このグループの行動に関するすべての取り決めを尊重します。

3 私は、常に安全に行動し、私を含めたすべての生命・身体に危害を加えることのないよう責任を持って行動します。


署名:


日付:


住所、氏名(楷書ではっきりと):



(注)「九条実施アクション・佐賀」とは当面、佐賀空港へのオスプレイ配備に関する作業を出来るだけ阻止するための、非暴力の行動を指します。

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(2024/03/22追加分)

オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀 規約(案)

1条 本会は「オスプレイストップ!9 条実施アクション佐賀」 と称する。略称を「9条実施アクション佐賀」とする。 本会の事務所を佐賀県内に置く。


2条 本会は、佐賀空港のオスプレイ等配備を含む軍事基地化に反対し、これを非暴力の直接行動を含む方法で阻止することを目指す。さらに、他の様々な活動と組み合わせて、憲法9条の完全実施を図る。


3条 本会は、上の目的に賛同する者で構成する。

4条 阻止のための直接行動に参加する会員(注)は、「非暴力と安全のための誓約書」に署名していなければならない。また、全ての会員は、阻止行動の現場で遭遇するすべての人に対して、敬意を持って接しなければならない。 


5条 本会に代表を置く。代表は会員の互選による。

6条 本会に5名程度で構成される運営委員会を置く。委員は会員の互選による。


7条 代表及び運営委員の任期は1年とする。


8条 本会の決定は会員の合意により行う。ただし、運営委員会が必要と認めた場合は、多数決によることができる。 


9条 本会の財政は寄付によってまかなう。

10条 この規約は 2024 年 3 月 20 日から実施する。 (注)非会員の参加者も同様とする。 

(2024/03/22追加分了)

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非暴力と安全のための誓約書/オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀 規約(案)の
PDF版はこちら↓
https://drive.google.com/file/d/1BHSJi45vRpaZMrAYzvRFmdWWunGJhOFw/view?usp=sharing


https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2024-01-19 より引用

皆様のご参加をお待ちしております。

2024年3月14日木曜日

佐賀県公安委員会に「再質問」を提出 [反核・平和]

 昨日の県公安委員会への「再質問」の報告(暫定版)です。

3月13日午後、豊島ほか1名で佐賀県警本部を訪問しました。1/9 の「苦情申し出」への回答が不十分なため、再度回答を求めるためです。

前回(1/9)と同じ男性警察官C氏と、女性職員1名が応対されました。以下、やり取りの要約です。録音は断られたので、記憶とメモによります。



C: 公安委員会付き職員(警察官)
A: 9条実施アクション佐賀

A: 別紙3月13日付け公安委員会宛文書を提出し(末尾にテキスト)、前回が「答えになってない」ことを簡潔に説明。
C 結論は「警察官の不適切な対応はなかった」だが、口頭で補足的な説明をする。
A 警察が対応していない、つまり不作為そのものが「不適切」だ。そのことは前回も言った。
C 不動産侵奪罪に関しては、申し出者が当事者ではないので、対象にならない。第三者による告発なら、捜査部門へ申し出るべき。
A しかし、前回は「苦情申し出」として受け付けたではないか。
また、憲法違反の件については回答がない。仮にこれを、上と同様に捜査機関に申し出たとして、果たして捜査をやりますか?このような政治的な問題に末端レベルが対応するとは到底思えない。だから、上位機関であり、県警を「管理」する公安委員会に申し立てた。きちんと答えて欲しい。

C氏から、委員会の審議経緯などが次のように説明された。
本件の委員会での審議については、申し出の翌々日、1月11日の会議で報告があり、2月29日の会議で審議され、結論が出た。後者の議事録が出るのはひと月後になる。
1/11 議事録
2/29 議事録(暫定版)

委員会の傍聴(公開)については進展がありました。当初、公開の規定がないこと、個人情報も扱うことを理由に「非公開」と言っていました。豊島が、「行政委員会が全面非公開はおかしい、例えば教育委員会は、人事案件などの議題では、傍聴者を退席させるなど非公開とするが、一般の議題では公開されている」と指摘すると、「なるほど」という態度を示しておられました。繰り返し要求すれば、傍聴に関する規定が作られ、公開が実現するのではないかという感触を得ました。

最後に、文書の末尾にも書いた、過去2回の抗議行動の際の抗議者に対するハラスメント行為について、もし現場に警察官がおられたら、彼らに注意・警告するよう依頼しました。

3月13日付けで佐賀県公安委員会に提出した文書です。
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佐賀県公安委員会 御中

私たちが1月9日に提出した、警察法第七十九条一項に基づく「苦情を申し出」に対する3月4日付けのご回答、まずはお礼申し上げます。しかしながら、「回答」の体裁は取っておられますが、残念ながら実質的な内容を欠くものと言わざるを得ません。そこで以下のとおり再度回答を求めます。

私たちの申し出は次の2項目でした。
一、佐賀空港西側の隣接地での駐屯地工事は違法であり、これを止めるための取り締まりを行うこと。
二、貴殿がこれを行わない場合、やむを得ず私たちが「私人による法の執行」としてこの工事を止めるための非暴力の行動を取る場合がありますが、その際に平穏な環境が維持されるようご配慮をいただきたい。

もちろん主要なものは項目一ですが、これに対する貴回答は、「佐賀県警察の対応に不適切な点は認められませんでした」というだけの、詳細な理由を付けた私たちの申し出を単に否定するだけの文章でした。前置きに「佐賀県警察に調査を求め、その結果を確認」したとありますが、どのような調査を求められ、またその結果がどのようなものだったか、それさえも書かれていません。これでは警察法第七十九条第三項の「誠実に処理」する義務に反すると思われます。すなわち、「誠実に処理」するとは、「処理」の内容についても誠実に説明することも含まれるはずです。そうでなければ、申し出者はそれが実際に「誠実に処理」されたかどうかを知りようがありません。
また、県公安委員会は行政委員会の一つであり、公的機関としての説明責任も負っていますので、それにも反する対応と言わざるを得ません。

以上のように、貴殿の4日付けの回答は全く不十分であるので、再度、私たちの19日の申出書の「理由」に挙げた、次の点を含めた回答を求めます。

イ 工事の対象となる土地の地権者全員の同意を得ていない問題
 工事が行われている土地は現在裁判で係争中であり、それに対する防衛省の現状変更を図る行為を放置することは、警察法第二条の「個人の生命、身体及び財産の保護に任じ」る責務に、また「その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨と」すべきとの規定に反するのではありませんか。なぜなら、この問題での警察の不作為は、結果的に防衛省の行為を容認・支持することになるからです。

ロ 申出書の「理由」の2番目に、この基地建設が明白に憲法に、特に憲法九条に違反することと、警察法第三条の警察職員の憲法擁護義務から、この問題での不作為は許されないことを述べました。この点についての回答をお願いします。言うまでもなく、仮に世論の多数がこの基地建設に賛成であるとしても(実際はそうではないと思われますが)、世論調査の結果が憲法の効力を変えることはありません。

以上につきまして、2ヶ月近くかかるのではなく、速やかなご回答をお願いします。あるいは、文書をいただく前に、直接面談で意見や回答をいただければ幸いです。なお、議題によっては公安委員会の会議を傍聴したいと思いますので、事前に議題や日時、場所をお知らせいただくようお願いします。

最後に、申出の2点目の、抗議行動の場での平穏な環境維持のための配慮要請についての貴殿の回答についてです。ここで、公共の安全と秩序の維持に当たる警察の責務遂行に特に触れられたことはたいへん心強く思います。実は私たちの2度の抗議行動の際、男性1ないし2名により、繰り返し、参加者の身体に異常に接近したり、カメラで撮影するなど、明らかな妨害と思われる行為を受けました。これは、1月28日付けの佐賀新聞が「活動中、抗議行動に反対する男性がスマートフォンを参加者に向けて『建設業者の妨害をしてはいけない』『自衛隊に感謝しなさい』と主張する姿もあった。」と報じた事態です。次に私たちが抗議行動を実施する際に(3月20日14時から予定)、もし現場に警察官がおられたら、このような行為に対して注意や警告をしていただくようお願いします。
以上
2名連署(公開版では省略)
(「オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀」を代表して)
2024年3月13日
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この記事は 

から許可を得て引用しました。
    

2024年3月12日火曜日

オスプレイ基地建設工事のゲート封鎖行動にご参加を


 


オスプレイ基地建設工事のゲート封鎖行動にご参加を 


いろんな方法で、また多面的に推進側の矛盾を突いて、佐賀空港の軍事基地化を止めよう


私たち「オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀」は、これまで2回にわたって、「私人による法の執行」としてオスプレイ基地建設 工事のゲートを紳士的に封鎖し、1月には午前中いっぱい、2月には1時間あまり、ダンプの侵入を止めました。


私たちの非暴力行動を、佐賀新聞、西日本、朝日、サガテレビなどメディアが繰り返し報道しました。参加者は2回とも30名前後と多くはありませんが、それでも、ささやかではあれ実質的な効果をあげることができました。誰でも参加できる、手応えと満足感の得られる行動です。


言葉だけではなく、覚悟を持った行動こそが説得力を持ちます。世論への訴求力・PR効果を 重視しましょう。現場では、座り込み、牛歩などで、違法な工事を直接に抑止する行動をします。また、万一のリスクを避けて、直接行動ではなく周囲で応援していただくことも大きな力になります。(直接行動に参加の場合は事前に「非暴力と安全の誓約」に署名していただきます。)


 このような行動は極端だと思われて、世論の反発を招くのではと思われるかも知れません。また、もし警察に拘束されたりすると面倒なことになると心配される方もおられるでしょう。しかし前者については、これまでのテレビや新聞の報道がどちらかと言えば好意的であることからも杞憂と言えると思います。また後者については、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の格言を思い起こすべきでしょう[1]。とは言えこれまでの2回の行動では、むしろ業者側がダンプ作業を「自粛」して、直接対面、対峙することはありませんでした。また沖縄での 例を見ても、座り込みや牛歩で拘束される事態はほとんど起きていません。


NHKテレビの「100分de 名著」というシリーズで、この1月にも再放送された「ジーン・シャャープ 独裁体制から民主主義へ」という番組があります。その中で紹介され、番組テキストにも収録されている「非暴力行動 198の方法」の「物理的介入」の項目には、次のようなものがあります。











座り込みを行う/立ち尽くしをする/

非暴力的侵入をする/非暴力的な介人

を行う/非暴力的妨害をする/非暴力的占拠をする


(全項目は次にあります。 http://ad9.org/uploads/docs/GSharp198methods.pdf )


岸田内閣が進める日本の軍事化は、その規模も速度も尋常ではなく、対抗すべき市民運動の 側も、これまでのやり方で止められると考えるのは甘すぎるのではないか、いわば「モード・チェンジ」が必要ではないでしょうか。このままでは、いや、すでにそれに近くなっていますが、故・斎藤文男・九大名誉教授が言われたように[2]、「9条」は六法全書の中の「インクの染み」として残るだけになってしまうでしょう。


“オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀” 代表・豊島耕一 ブログ https://9zyosaga.blogspot.com/

https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2024-03-12


1月29日の朝日新聞から









(法12条) この法が国民保障する自由及び権利は、国民不断力によって、これを持しなけれ ばならない。 

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=321CONSTITUTION

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[1] 母親が男の子にしばしば説く「君子危に近寄らず」は出典不明。格言ではありません。

[2] 2010年の憲法記念日の久留米市での講演。https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2024-02-12

PDFはこちら↓

https://drive.google.com/file/d/1wSO7KsXDg79tF57ZuYvgB2kKlwTl3vUK/view?usp=sharing

2024年3月8日金曜日

オスプレイストップ!9条アクション佐賀のブログです。

画像を数点あげておきます。






◇告知◇ 次回の佐賀空港オスプレイ基地阻止行動と工事ゲート封鎖集会について

   次回の佐賀空港オスプレイ基地阻止行動と工事ゲート封鎖集会は次のとおり予定しております。 2025/01/10(金)-時間未定(阻止行動) 2025/01/26(日)-13:00~15:00 座り込み初参加の方は「非暴力と安全の誓約」への 署名 をお願いします。  短時間の座...