オスプレイ基地建設工事のゲート封鎖行動にご参加を
いろんな方法で、また多面的に推進側の矛盾を突いて、佐賀空港の軍事基地化を止めよう
私たち「オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀」は、これまで2回にわたって、「私人による法の執行」としてオスプレイ基地建設 工事のゲートを紳士的に封鎖し、1月には午前中いっぱい、2月には1時間あまり、ダンプの侵入を止めました。
私たちの非暴力行動を、佐賀新聞、西日本、朝日、サガテレビなどメディアが繰り返し報道しました。参加者は2回とも30名前後と多くはありませんが、それでも、ささやかではあれ実質的な効果をあげることができました。誰でも参加できる、手応えと満足感の得られる行動です。
言葉だけではなく、覚悟を持った行動こそが説得力を持ちます。世論への訴求力・PR効果を 重視しましょう。現場では、座り込み、牛歩などで、違法な工事を直接に抑止する行動をします。また、万一のリスクを避けて、直接行動ではなく周囲で応援していただくことも大きな力になります。(直接行動に参加の場合は事前に「非暴力と安全の誓約」に署名していただきます。)
このような行動は極端だと思われて、世論の反発を招くのではと思われるかも知れません。また、もし警察に拘束されたりすると面倒なことになると心配される方もおられるでしょう。しかし前者については、これまでのテレビや新聞の報道がどちらかと言えば好意的であることからも杞憂と言えると思います。また後者については、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の格言を思い起こすべきでしょう[1]。とは言えこれまでの2回の行動では、むしろ業者側がダンプ作業を「自粛」して、直接対面、対峙することはありませんでした。また沖縄での 例を見ても、座り込みや牛歩で拘束される事態はほとんど起きていません。
NHKテレビの「100分de 名著」というシリーズで、この1月にも再放送された「ジーン・シャャープ 独裁体制から民主主義へ」という番組があります。その中で紹介され、番組テキストにも収録されている「非暴力行動 198の方法」の「物理的介入」の項目には、次のようなものがあります。
座り込みを行う/立ち尽くしをする/
非暴力的侵入をする/非暴力的な介人
を行う/非暴力的妨害をする/非暴力的占拠をする
(全項目は次にあります。 http://ad9.org/uploads/docs/GSharp198methods.pdf )
岸田内閣が進める日本の軍事化は、その規模も速度も尋常ではなく、対抗すべき市民運動の 側も、これまでのやり方で止められると考えるのは甘すぎるのではないか、いわば「モード・チェンジ」が必要ではないでしょうか。このままでは、いや、すでにそれに近くなっていますが、故・斎藤文男・九大名誉教授が言われたように[2]、「9条」は六法全書の中の「インクの染み」として残るだけになってしまうでしょう。
“オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀” 代表・豊島耕一 ブログ https://9zyosaga.blogspot.com/
https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2024-03-12
1月29日の朝日新聞から
(憲法12条) この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなけれ ばならない。
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[1] 母親が男の子にしばしば説く「君子危に近寄らず」は出典不明。格言ではありません。
[2] 2010年の憲法記念日の久留米市での講演。https://pegasus1.blog.ss-blog.jp/2024-02-12
PDFはこちら↓
https://drive.google.com/file/d/1wSO7KsXDg79tF57ZuYvgB2kKlwTl3vUK/view?usp=sharing
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